令和元年おめでとうございます。
5月1日はお正月元旦のような、
切り替わるような空気感でしたね。
年越し?!は、
糸績みして過ごしました。
糸績みは、
強く、
しなやかに、
調和した時にとてもちょうどよく心地よいものでした。
さて、
あっという間に端午の節句が来たような。
前日から竹の皮を戻してあく抜きしていました。
おにぎりを包むときは、
お湯をかけて拭いて、
ちょっと乾かす程度でよいのですが、
粽(ちまき)のように具を入れて蒸すものは、
竹の灰汁が気になります。
湯でこぼして水につけておきます。
ついでに干し椎茸も水に入れてから就寝。
翌日は柏餅の準備……
と言いたいところですが、
今年はそんな気力体力はなく、
近所の和菓子屋さんで購入。
柏の葉って、
いい香りですよね。
そうそう、
以前手作りで柏餅を作ったとき、
葉が余ってしまって…
我が家は3人家族だし、
9枚あればもう十分…
そんな時は、
蒸し焼き料理に使えます!
こちらは数年前に作った、
鶏としめじの柏葉蒸し。
塩コショウした鶏を片栗粉まぶして、
柏の葉で巻いて、
お酒ぶってホイルかぶせて、
グリルで焼いたら出来上がり~♪
豚肉も合うと思います。
さてさて、
本日のごちそうは、
鯛の尾頭付きと、
(紅ショウガは自作なので不揃い)
ササニシキでつくる中華粽でした♪
もち米だとごちそうづくしで、
もたれるので(笑
お風呂の菖蒲湯は、
蓬も足しました。
「この時期の蓬は、一度は食べておけ」と、
群馬のおばちゃんがいってました^^
染めに使うと、
青みがきれいな時期でもあります。
端午の節句の起源は古く、
『荊楚歳時記』という最古の歳時記に見られます。
梁の宗懍(500年代)が『荊楚記』をもとに記した年中行事なのだけど、
行事自体の成立はもっと古いものです。
それが1000年ほど前に日本に入り、
宮中行事が庶民に浸透して今に至るのです。
菖蒲酒、草摘み、蓬(艾)を門戸にかける、
粽を頂く、ドラゴンボート、五色の錦を起源をもつ吹き流し…
他にもたくさんの謂れがあります。
そんなうんちくを聞かされながら、
家族が草摘みに付き合ってくれました。
きっと、
草摘みしながらのめんどくさい話は忘れるでしょう。
それでも、
いつかそういえば母が語っていたなと思い出すのです。
あなたの子どもにも、
うんちくたれてほしいな。
麻糸績みもね^^
#美味しいもの
#季節のごはん
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