日本古来の麻は、
麻農家さんから出荷され、
私たち手元に届く状態が精麻です。
精麻は、
鈴縄や神事などで触れる機会はあると思いますが、
ここから糸にするための技術は、
さらに研ぎ澄ましていく工程になります。
以前はインストラクターのみに伝授となっていましたが、
精麻から糸に適した布にする技術を正しく学ぶ機会や、
習得しながら、
自分用の織物などに沢山使えるよう、
上級講座が設置されていますが…
今年は全国からの募集と確実な開催が難しいため、
本年度は見送ることになりました。
さて、
自分用の麻打ちです!
半日仕事になるので、
家族のタイムスケジュールとの兼ね合いが大事になるところですが…
「釣りに出かける!」ということで、
いない間に麻打ちすることにしました♪
昨日精米して焚いたご飯はおにぎり弁当に。
残った糠は麻打ちの材料に…
とぎ汁は私の洗顔に…
無駄なく簡潔する日本文化。
さて、
時間も限られているので、
今回の量はこんなもんで。
↑この精麻が、
↓こうなって、
詳しい工程はぜひとも上級講座で学んでいただくとして…
今回は精麻の作られた時期が違う2種でした。
年度と引き方が違います。
同じ条件で打ってみて、
素材の違いを確かめるのも大事。
体で麻の違いを覚えます。
そうやって一期一会の麻の情報を身にしみこませて、
麻のことを学びます。
↓こちらはもう、
出来上がり~~~
出来上がった麻は、
私の場合、
計量して札付けしておきます。
札は紙縒り(こより)に鉛筆書き。
絹のものや虫が出やすいものにつけるときは、
防虫効果がある墨書きします。
昔ながらの方法は理にかなってますね。
バームクーヘンの森ができました♪
さっそく試しに績み績み~~
自分で打った麻は、
なぜか裂きやすい。
それは上手い下手だけではなくて、
精麻から寄り添ったからだと思います。
この麻は、
私が私のために績み溜めます。
毎日の生活の中でゆっくりと、
確実に浸透していっています。
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まずは基礎の「初級」からどうぞ!
「麻糸産み後継者養成講座」
◆横浜センター北プランツ会場
・第3木曜日は、初級 8/20、9/17
・第4木曜日は、中級・サークル +WS 8/27、9/24
◆北山田会場…早めの予定調整でしたらリクエストOK!
・初級 8/8日(土)
・中級 8/1(土)
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2名以上で開催します。
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お時間、予算、目的などご相談に応じます。
横浜都筑区からの交通費ご負担ください。
-リクエスト受付中-
***サークルは、初級修了から参加できます***
「久しぶりで忘れちゃったけど…」という方は、
材料ご持参の上サークルでおさらいしてください。
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※一般社団法人日本古来の大麻を継承する会のサイトに移動します。
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