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執筆者の写真麻糸績み空間「麻の手」

この空間の中を知りたくありませんか


麻糸を績み、

撚り歩掛ける前に玉状にします。


元禄の風俗図絵、

菱川師宣 画『和国百女』にも描かれています。

(講座テキストでも説明してますね)


これを「へそ玉」といい、

地域によって呼び方や作り方が変わります。


江戸時代の浮世絵の姿を、

現代の私たちが体現する。


失われつつある生活の手技が、

これほどまでに美しく、

叡智に富んだものであったのかと、

ため息が出ます。



それではへそ玉が、

撚りをかけられ、

変身していく様子をご覧ください^^

(師匠に教わったへそ玉を私なりに味付け工夫しています)

へそ玉を作る過程はこちら


へそ玉を水につけてさらに出します。

中からまとめておいた8の字巻きを取り出します。


績んだ麻に撚りをかけます。




8の字巻きはからまず、

繊維に負担をかけにくいのでしょっちゅう使います。


撚りかけのシルエットで太陽を、

静かに回る紡錘車で重力を、

全身で味わう時間です。


へそ玉が減って、

紡錘車が肥えてゆく。


日が傾いてゆき、

明かりもへそ玉も少なくなるのに、

その空間に光がともります。


ただただ静かに、

回転の音に耳を傾け、

ともしびが見えるような空間を作り出します。


このまま眺めていたいけど、

次への変化を止められません。



この糸は、

フノリをかけて経糸になります。

お楽しみに^^



あなたも、

この空間を作り出してみませんか?


この美しさに、

どっぷりはまること間違いありません。



------講座はこちらから------


「麻糸産み後継者養成講座」

<毎月第3木曜・初級一日集中> 11:00~16:30

◆4月16日(木)

◆5月21日(木)


<毎月第4木曜・中級> 11:00~16:30

◆3月26日(木)

◆4月23日(木)

◆5月28日(木)


<サークル>※初級修了後から参加できます 14:00~16:30

◆3月26日(木)

◆4月23日(木)

◆5月28日(木)

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