top of page

この空間の中を知りたくありませんか


麻糸を績み、

撚り歩掛ける前に玉状にします。


元禄の風俗図絵、

菱川師宣 画『和国百女』にも描かれています。

(講座テキストでも説明してますね)


これを「へそ玉」といい、

地域によって呼び方や作り方が変わります。


江戸時代の浮世絵の姿を、

現代の私たちが体現する。


失われつつある生活の手技が、

これほどまでに美しく、

叡智に富んだものであったのかと、

ため息が出ます。



それではへそ玉が、

撚りをかけられ、

変身していく様子をご覧ください^^

(師匠に教わったへそ玉を私なりに味付け工夫しています)

へそ玉を作る過程はこちら


へそ玉を水につけてさらに出します。

中からまとめておいた8の字巻きを取り出します。


績んだ麻に撚りをかけます。




8の字巻きはからまず、

繊維に負担をかけにくいのでしょっちゅう使います。


撚りかけのシルエットで太陽を、

静かに回る紡錘車で重力を、